ごあいさつ

私ども、糸島漁業協同組合は平成十三年に1市2町の6漁協により一次合併を行い、平成十七年の二漁協を含めた二次合併により現在の体制を築いております。合併当時と比べますと、糸島は全国的にも広く周知され、その水産物・農産物も高い評価を得ることが出来ております。冬の季節になりますと糸島市内の各漁港を賑わすカキ小屋でありますが、地域の皆様のご協力もあり毎年多くの方に、この糸島へお出でいただいております。
カキ養殖産業は「糸島の冬の風物詩」として急激に成長し定着しております。

しかし糸島カキ以外においては、依然水産業と観光産業の連携は小規模な範囲にとどまっており、糸島市産業クラスター協議会による加工業者や飲食店等、会員の皆様が技術や情報を共有し強固な仕組みを構築すべきだと考えております。糸島には漁獲量日本一を誇る天然真鯛や、高鮮度処理による最高の味を得たサワラ等、水産ブランド資源としてふさわしい素材を多く有しております。

私どもは、行政や企業、各団体との連携を更に深め、糸島地域水産業の新たな一面を、皆様にお届けできればと考えております。
今後ともＪＦ糸島への一層のご支援、ご指導をよろしくお願い申し上げます。